二回堂のうわ言

歩道橋とムシキング(中学生編

 

新しい通学路にもなれた頃

歩道橋で僕は黒いダイヤを捕まえた

通称オオクワガタである。

東京の住宅地にオオクワガタ生息してはいないので誰かが飼育していたのが逃げたのであろう

それを見つけた僕は大興奮だった。

 

僕の小学校では異常にムシキングが流行っていた。その影響で虫を捕まえるのが一種のステータスになっていた。

夏休み実家に帰れば東京ではなかなか捕まえられないミヤマやヒラタを捕まえては明けの学校でみんなで自慢しあう、そんな夏を過ごしていた。自分は山があるような実家が無かったので

それを羨ましく思っていた事を覚えている。

そしてその中でもオオクワガタは誰も捕まえたことがなく半ば小学生達の中では神格化されていた。

 

そのオオクワガタを捕まえた。

でも、誰にも見せる相手がいない

一緒に価値を認め合ったみんなとは違う学校に行ってしまった。

僕はオオクワガタを捕まえると家に帰り今は使っていない虫籠にオオクワガタを入れ

それを交番に届け、学校に遅刻をした。

 

今も歩道橋にはよくカブトムシやコクワガタなどがよく落ちています。

捕まえる事はもうないけれど

 

今もその歩道橋を使っている小学生達の人気者なのだろうか?

そうだと嬉しい二回堂です!

こんばんは!

 

糞長い前振り芸やってみたかったんですよね。

ムシキング死ぬほど遊んでたんですが

中学生になって誰も遊ばなくなって悲しい

まあ、対象年齢低めだし…

自分もカードを集めるのが好きでゲーム部分は全然やってなかったのであれなんですけど

イチオシはギラファノコギリクワガタ

ゴテゴテしてカッコイイ

上の文のオオクワガタはその後交番で引き取って貰えなくて家で2年位生きてました。

甲虫はやっぱり格好いいですよね~

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