二回堂のうわ言

陰と陽とスキーとスノボ

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こんばんは二回堂です

 

昨日の深夜唐突に友人に拉致され

スキーに行ってきました

天候も悪くクソ寒いはスキーは学生時代のスキー教室から

6年位ブランクあるわで中々に地獄でした。

 

初心者の僕を道を間違えて上級コースへ誘った友人を一生恨むとして

 

今日ブログに書きたかったのは

陽キャってマジで陽だよねって話です

スキー場と言ってもスキー客は全然おらず

そこはボードの海!!!

そしてスノーボードといえば陽!!!

ファッションからして自分が日陰者だとわからされる

負けてないが?負けたが?

 

そして、事件は起こりました

というよりスキー場に到着する前に起こっていました

スキー場に向かう一歩道を走行中

前方で車が渋滞を起こしていました

どうやらスキー場の駐車場の料金所で車が詰まり

そのせいで車列ができてしまい

前日の悪天候の影響と朝方の雨とのダブルパンチで

殆どの車がスタックをして動けなくなっていました。

渋滞の最後尾に車をつけ、車列が動き出すのを待っていると

誰かに窓を叩かれました

窓を開けると太陽の擬人化みたいな眩しい笑顔のイケメンが

車を押すために男手が必要なので手伝って欲しいと‥

そのお願いの仕方、雰囲気があまりに爽やかで

コレが陽キャか‥とか思いながら車を降りると

そこには5人のコレまた長身のイケメンたちがいるではありませんか

陽キャたちは先頭の車の後ろにつくと運転手に窓を開けさせ

ハンドルやアクセルのタイミングを的確に指示

一台一台雪の中から救っていきました。

ときには車が巻き上げた雪を被り

アイスバーンで滑りお互い初対面でありながら

和気あいあいと自分たちが汚れることもいとわず

車を救っていく…陽…ひだまりのような人間の暖かさがそこにはありました

一方ガチの陰キャである僕はスノーブーツに

撥水加工の服、チェーン付きの四躯と準備を怠りません

汚れるようなタイヤの後ろで車をおしませんし

靴のおかげで滑って転ぶこともなく

チェーンくらいつけろよ‥と思ってるので

顔はクスリとも笑いません…

まさに陰です。勝負に勝って試合に負けています。

 

全ての車を救った後陽キャたちは

仲間たちが待つ駐車場へと楽しげに歩いていきました。

一方僕は聞こえてるかわかないくらいの声で

「お疲れさまです‥」と一言発し

彼らに背を向け仲間の陰キャが待つ車へとひとり帰っていきました

陰と陽は隣り合っても決して交わることは無いんだな

と思ったスキーでした。

 

 

おわり